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憎しみの連鎖を

青年シロゴは、幼い頃に屈強な大男ナミに父親を殺された。
それ以来、シロゴは父親の仇としていつかナミを殺してやろうと思っていた。

ある日、シロゴは長老の家に古い大きな斧があると知り、それを貸してくれるように頼みに来た。

シロゴ「長老。その斧をわたしにお貸しください。」
長老「シロゴよ。お前が何を考えているか私にはわかる。」
シロゴ「長老。わたしは彼が憎い。彼はわたしの父を殺したのです。」
長老「あぁ。わかっておる。斧はその棚の中だ。」
シロゴ「ありがとうございます長老。お借りしていきます。」
長老「待てシロゴ。お前は知っておるか。お前の父は・・・ナミの父親を殺したのだぞ。」
シロゴ「そんな・・・。じゃぁ・・・まさか・・・父がナミに殺されたのは・・・」
長老「そうだ。父を殺された報復としてナミはお前の父を殺した。」
シロゴ「わたしと奴は同じ境遇だと・・・!?ではなぜわたしの父はナミの父親を殺したのですか!?」
長老「おまえの祖父をナミの祖父に殺されたからじゃ。」
シロゴ「そんな!!ではわたしとナミの家系は今までに報復で殺し合っているということなのか!」
長老「そうじゃ。そしてその報復はいつしか常にその斧で行われてきた。
   私もこれまで村の定めとして敵討ちには公平に尽くしてきたが、それは愚かだったと後悔している。
   シロゴよ。もうここいらでこの憎しみの連鎖を終わりにはしてくれないか。」
シロゴ「長老・・・」
長老「出入りを禁じてある丘の向こうに大きな湖がある。私が何をいいたいかはわかるな。」
シロゴ「はい長老。憎しみと共に沈める・・・そういうことですね。それで私もナミの子供に殺されなくて済む。」
長老「シロゴよ・・・お前は本当に賢い子じゃ。さぁその斧を持って、行くがいい。」
シロゴ「ありがとう長老。」


その晩シロゴは、ナミとナミの子供を殺し湖に沈めた。

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ヲサムさんは子供の頃から人見知りが激しく、他人様がせっかく差し伸ばした手も、当たり前のように避けていたように思います。

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スーパーハイポタンジェリンらしい。年頃なのか体重を気にしてかご飯を食べなかったりする癖に変な時にドカ食いする。パパ若い子の心境はよくわからないよ。



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初めて飼ったレオパ。ハイイエロー。ちなみにクーちゃんは愛称で真の名前は「紅」。ショップで気だるそうにしているところをナンパしてお持ち帰り。初めてのレオパだったので試行錯誤でした。楽しい時を与えてくれましたが最後は砂の誤食による腸閉塞で死なせてしまいました。ヲサムさんは今でもクーちゃんが一番大好きです。
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